確率・統計
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社会人になってから統計の学習に使った書籍、おすすめの3冊を紹介

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tadanori

この記事では、私が統計の学習でお世話になった書籍について、個人的な感想を交えながら紹介したいと思います。紹介するのは3冊です。

統計学の図鑑

統計学の図鑑というコンセプトで書かれた書籍です。私が購入した本屋では、何故か子供向けの学習書籍のコーナーに置いてありました。内容的には、決して子供向ではなくしっかり統計学の本です。イラストが可愛いので、本屋の方が子供向けと勘違いしたんですかね。

内容的には、大学〜社会人向けの書籍だと思いました。

この本はイラストが豊富で、見開きで見やすく解説されているためかなり読みやすいです。直感的に理解しやすいですが、内容は深くなく入門用だと感じました。

といっても、ひととおりの統計手法が俯瞰できる校正となっているので、データ分析を始める方のとっかかりとして、また、「なにかいい手法はないかな」とパラパラ見るのに良い本だと感じました。

この本、統計をがっつりやっていない人に説明するときに重宝します。私は、会社で人に説明する時の資料として重宝しました

絵も多く、とても読みやすいです。統計学の入り口としてはとても良いです

弱点克服 大学生の確率・統計

演習問題と回答で構成される、いわゆるドリル形式の書籍です。

最初に、この本は難しめです。最初の数ページから難易度が高く、どんどん難易度が上昇します。

解説も、途中の式変形などが結構省略されているので、数学に不慣れな人だと結構きついです。私自身も、解答を見て「!?」となる部分も多かったです。解答を見ても分からない場合は、Webで調べるといったことも必要になるかもしれません。

とはいえ、内容はかなり充実していて、この本の内容をマスターできれば、統計学の基本的な部分は理解できたと言っていいかもしれません。

私は、まだこの本の内容をすべて分かったしたとはとても言えません。やってもやっても忘れていってます…

ただ、この本には主成分分析や因子分解などは書かれていないので、これらについては別途他の書籍で学習する必要があります。

ちなみに、私はこの本を3回くらい繰り返して解きました。結構自信があったのですが、初回は解けない問題も多く結構自信がなくなりました。ただ、2回、3回と繰り返すうちにだんだん式変形にも慣れ、理解も進んでいったのが体感できました。といっても、式変形ミスなどは3回目でも多発して悩みましたが。

とにかく内容が充実しています。

すべての人におすすめかと言われると正直難しいですが、挫折せずに続けることができる人なら、この本、おすすめです!

1ページの内容は濃いめです。一日に1ページ進まないこともありますので、めげない心が必要です。

演習 統計学 キャンパス・ゼミ

「弱点克服 大学生の確率・統計」の後に購入しました。こちらを先に購入しとけばよかったと思いました

「弱点克服 大学生の確率・統計」と比較すると内容が少し優しめで解説が丁寧なので、理解しやすいです。

ただ、演習問題が少なめなのがネックでしょうか。私は、問題をたくさん解いて体で覚える方が好きなのですが、問題が少ないとそれができません。

とはいえ、解説が丁寧なので、独学で学習するには良い本かと思います。これで演習問題がもう少しあればベストなんですが。

また、この本も分析関連の内容はないので、別途学習する必要があります。

この本については、私は、演習問題を2回ほど繰り返して解きました。

演習系は、手を動かすので理解しやすい印象です。

統計学の学習について

数学関連は手を動かして覚えるが基本だと思っています。実際にデータ分析を行う場合は、もっぱらパソコンををつ使って(RやPythonといった統計に強いプログラミング言語を使って)計算するので、手計算することなんてほとんどないです。でも、計算のやり方・その意味を理解していることは大切だと感じます。

例えば、そもそも相関係数が高いというのはどういう意味があるのか、どう考えればよいのかなどを知っていることは大切です。

私は演習つきの書籍が好きです。演習問題を解くのは非常に面倒ですが、ぜひ手を動かしてみてください。

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