Unslothで、サーバーを起動し他のPCからアクセスする方法
この記事では、Unsloth Desktopを起動して、他のPCからアクセスする方法を解説します。ローカルLLMを動かすには、メモリが必要ですがLANに繋がったノートパソコンから使いたい場合などに重宝します。
はじめに
Unsloth Desktopには、ブラウザ経由でリモートからチャットにアクセスする方法と、APIサーバーとして公開して他のPCのopencodeなどから利用する方法があります。これを使えば、大きめのローカルLLMを動かせるPCでUnslothを起動しておき、他のPCからそのモデルを利用できます。この記事では、私の環境で設定した手順を紹介します。
Unsloth側でアクセストークンの作成とLAN accessの開始を行い、opencode側の設定ファイルにUnslothのアドレスとトークンを書くだけで、LAN内の別PCからローカルモデルを利用できます。インターネット経由のRemote accessも同じ設定画面から有効にできますが、私は試していません。

Unsloth側の設定
まず、Unslothを起動している側で、外部からのアクセスに必要な設定を行います。設定は左下の設定ボタンから開く設定ダイアログで行います。
アクセストークンを作成する
アクセストークンとは、APIにアクセスする際の本人確認に使う文字列です。API経由でアクセスする場合に使うトークンを作成します。
- 左下の設定ボタンを押して設定ダイアログを表示する
- 右側から「API」タブを選択する
- APIトークンの作成ボタンを押し、トークン名と期間(無制限でも可)を設定して作成する

アクセストークンが必要な場合、このトークンを使ってアクセス管理ができます。

トークンは2度と表示されません。作成直後にコピーして保存しておいてください。忘れた場合は作り直す必要があります。
リモートアクセスのパスワードを設定する
設定ダイアログの「リモートとLAN」タブを開きます。
- 「Remote Access」のパスワードを設定する
- Remote Accessを起動(Start)する
なお、Remote accessをStartすれば、インターネット経由でのアクセスも可能になるようです。ただし私は試していません。LAN内で利用するだけなら、この設定は必要ありません。


補足: インターネット経由での公開は、セキュリティ面の影響が大きいので、必要になった時点で別途検証するのがよさそうです。
LAN accessを起動する
同じ「リモートとLAN」タブにあるLAN accessをStartします。
StartするとNetwork addressが表示されます。このアドレスにアクセスすることで、Webブラウザ経由でチャットを利用できます。

OpenCode側の設定
次に、Unslothのモデルを使いたいPC側でopencodeの設定ファイルを編集します。IPアドレスとアクセストークンは、自分の環境に合わせて書き換えてください。
{
"$schema": "https://opencode.ai/config.json",
"provider": {
"unsloth": {
"name": "unsloth(local)",
"npm": "@ai-sdk/openai-compatible",
"options": {
"baseURL": "http://IPアドレス/v1/",
"apiKey": "アクセストークン"
},
"models": {
"unsloth/Qwen3.6-35B-A3B-MTP-GGUF": {
"name": "Qwen3.6-35B-A3B-MTP-GGUF",
"limit": {
"context": 200000,
"output": 200000
}
}
}
}
}
}baseURLには、先ほどUnslothで確認したNetwork addressを指定します。apiKeyには作成したアクセストークンを指定します。
設定を反映してopencodeを起動し、/modelsコマンドを実行すると、Unslothのモデルが選択できるようになります。
利用できるモデル名を確認する
上の設定はunsloth/Qwen3.6-35B-A3B-MTP-GGUFを利用する例です。自分の環境で実際に使えるモデルは、以下のcurlコマンドで確認できます。
curl http://IPアドレス/v1/models -H "Authorization: Bearer 作成したアクセストークン"出力に含まれるモデル名を、設定ファイルのmodelsに書けば切り替えられます。
注意点
- IPアドレスは変わりうる
DHCPでIPを取得している場合、PCを再起動するとアドレスが変わることがあります。固定したい場合はルーター側で固定IPを割り当てておくと安定します - アクセストークンは秘密情報
トークンを知っていればアクセスできるため、他人と共有したりリポジトリにコミットしたりしないでください - LAN内で使うならRemote accessは不要
LAN内の利用だけであれば、Remote accessを有効にする必要はありません - インターネット公開は未検証
Remote accessによるインターネット経由のアクセスは試していません。公開する場合は、認証や通信の暗号化など別途の対策を検討してください
まとめ
Unslothに、LANからアクセスする方法について解説しました。OpenCodeなどのエージェントも使えるので、ノートパソコンなど非力なPCでローカルLLMを使いたい場合に便利です。
